賃貸併用不動産はアパートローンより住宅ローンがおすすめな理由
不動産を購入するということは、普通の人にとっては人生で1度しかないことが多いでしょう。その1度きりの不動産購入において、住宅用の不動産を購入するか、投資用の賃貸不動産を購入するかは人それぞれです。
しかし、住宅用不動産を購入するか、賃貸不動産を購入するかは、実は二者択一の関係にあるわけではありません。第三の選択肢として、賃貸併用住宅を購入するという選択肢があるのです。
賃貸併用住宅とは、自宅の一部に賃貸部分がついている住宅のことをいいますが、賃貸併用住宅ではローンにおいて次のようなメリットがあるのです。
賃貸併用住宅には住宅ローンがおすすめ
まず、賃貸不動産購入のために金融機関から借入れをする場合には、当然アパートローンを組むことになります。そして住宅を購入するために借入れをする場合には住宅ローンを組むことになります。では、賃貸併用住宅の場合はどうでしょうか?
1つの不動産の中に住宅部分と賃貸部分が併存している場合には、建物全体の半分以上が自宅であれば、建物すべてに住宅ローンが使えることになっています。
住宅ローンは金利でも有利
住宅ローンは、多くの人が住宅を持てるようにとの配慮から、アパートローンよりも金利や返済方法の点で優遇されています。アパート購入のために金融機関から借入れをする際には、通常3割程度の自己資金が必要とされていますが、住宅ローンであれば頭金ゼロでも金融機関から借入れをすることができるのです。
住宅ローンは審査の面でも有利
銀行のアパートローンは事業資金の融資をおこなうものです。したがって事業の安定性や賃貸物件の収益性などを厳しく審査されます。もちろん融資対象となる土地の担保性、市場性なども厳しい審査を受けることになります。
しかし賃貸併用住宅を建設する場合、マイホームとなる居住スペースが半分の割合を超えれば、個人向け融資である住宅ローンは事業性融資のアパートローンと比較すると、審査や手続きが簡易的なものになります。
金利についても基本的に住宅ローンのほうがアパートローンより低く設定されているので、賃貸物件を建設する場合は住宅ローンを利用したほうが有利となるのです。
住宅ローンは融資の面でも有利
また、アパートローンは銀行からの融資の面でも有利です。
マイホームを建てる場合の融資金額は、おおよそ年収の4倍から5倍までとなりますが、賃貸併用住宅への融資なら年収の10倍から20倍まで可能になるとされています。これは収益性のある賃貸併用住宅ならではの措置です。これだけ融資金額が大きくなれば、立地環境の良い土地にマイホームを購入、建築することも可能になります。
また、木造であれば一般的にローン返済期間は20年程度ですが、住宅ローンの場合は35年の長期の返済期間を設定することも可能です。
このように多くのメリットがあるので、賃貸併用住宅のローンはアパートローンではなく、住宅ローンを利用するのがおすすめです。建築する際にはそのような設計を心がけるようにしましょう。
建築業者は比較しよう
賃貸併用住宅の建築業者はとてもたくさんあります。それぞれの会社によって、建築費用や強みが異なります。自分に合った会社を選ぶためにも、建築会社はしっかりと比較検討しましょう。また、建築業者はノウハウをたくさん持っています。地場や法律などの情報にも詳しいので、まずは相談するのがおすすめです。
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不動産業者はしっかりと比較しよう
賃貸併用住宅の会社・情報コラムのメリット
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自分に一番あったプランを選べる
建築物は何十年と使う物です。理想の住宅プランをしっかりと練りましょう。各社から提案を受けることで、理想を実現できる会社を選べます。
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建築費を安く抑えられる
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※当コラムはあくまで個人的な見解に基づくもので、内容についてはご利用者様自身の責任においてご判断ください。