3階建てのアパート建築のメリットとデメリット
建築主が3階建ての賃貸アパート建築を考える場合には、メリットとデメリットがあります。
メリット1.部屋数を増やせる
まず3階建てのアパート建築の1つ目のメリットは、居住数を増やしやすい事です。縦に階数を増やすことで、部屋数を増やすことができるからです。
そして、コスト的にも有利だということがいえます。それは、アパート建築地が同じ居住数の2階建てアパートよりも狭くてもよく、土地取得価格を低く抑える事が出来る為です。
建築費用が3階建てが割高であっても、土地の購入額を下げる事で全体の金額を抑える事ができるのです。ただし受け継いだ土地など、既に支払いが無い土地であれば、建築費用の差の分、3階建てはコスト面で不利になります。
メリット2.防犯性
3階建てアパートの2つ目のメリットは、「防犯性」です。というのも、2階建てのアパートでは2階にもすぐに入れてしまいますが、オートロックの3階建てのアパートであれば、入ることはできません。
もちろん、2階建てでもオートロックにすることはできますが、コストがかかってしまうのであまり導入されることはないでしょう。
女性は防犯性を考えることが多いもの。オートロックがついた3階建てのアパートであれば、女性も安心できるので女性の入居者も得ることができます。
防犯性に優れた3階建てのアパートであれば、空き部屋を出さず収益を上げやすいということがいえるでしょう。
メリット3.収入がより安定しやすい
アパート建築のローン返済金は、借家人の家賃から支出するのが一般的ですので、単純に部屋数が多い方が収入は多くなりますし、毎月のローン返済額分は家賃で補えるので実質の毎月のキャッシュフローはマイナスにはなりません。
いわば、建築主の実質の持ち出し金は建築時の一時的な費用負担、借家人が見つかって空き部屋が埋まるまでの期間で済む事になります。そういう面でも、3階建てアパート建築は収入がより安定しやすいというメリットがあります。
3階建て賃貸アパートのデメリット1
では次に、3階建てアパートのデメリットを解説します。ひとつ目のデメリットとしては、単純に2階建てよりも建築コストが高くなる事です。
それは、縦方向に建物が高くなると、その分耐震や一般構造に強度がより必要となり、構造部材の材料費、工事の時にクレーンの大きさが必要になるため、費用がかさむ事が挙げられます。
3階建て賃貸アパートのデメリット2
もう一つは、3階建ての新築アパートとなりますと、エレベーターの設置をしないと入居希望者にアピールしづらい点です。高齢者や女性など、エレベーターがないと敬遠しがちです。
また、建物強度を簡単に確保しつつコストを抑えるなら、階数は少ない方が有利です。しかし、これは居住数は考えずに平面積的に同じ場合の事です。
2階建てアパート建築のデメリット
さらに、2階建てアパートのデメリットも説明しておきます。2階建てアパート建築にもデメリットはあります。それは、平面積的に土地に余裕が必要な事、平面積が3階建てより広くなると基礎工事面積が大きくなる為、その分基礎工事費が高くなる点です。
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