新築を建てたのに着工が遅れている。どうしたらいいの?
「新築住宅の着工が遅れることがあるって本当?」
「着工が遅延していたらどう対処すればいいの?」
こんな疑問やお悩みありませんか?
多くの資金が掛かる新築住宅への投資、着工の遅れが生じるとなれば心配になるのは当然のことで、どうしてそんなことが起きてしまうのか気になりますよね。
特に夢のマイホーム住宅を一戸建てで建築するとなったら、ピリピリしてしまいます。
そこで、今回の記事では新築の着工遅れについて詳しく解説していきます。
施工遅れが生じた時の対処やその他のトラブルも併せて紹介していきますので、是非最後までご覧ください。
新築一戸建ての着工遅れは意外とある事例
新築の施工遅延は意外とあることはご存知でしょうか。
新築の住宅の中でも、特に一戸建ての注文式住宅では工事を依頼する側のお願いでオリジナルな工事になる場合が多くあり、擦り合わせが上手く行かなければ、着工のズレが生じてしまいます。
その他にも様々な要因で一戸建ての施工遅延が生じてしまうので、この項目ではその事例と責任の所在について解説していきます。
新築一戸建て工事には多数の人員が必要
新築一戸建てを建設する際には多数の職人の方が必要であり、工事を依頼される側はその施工管理を行なわなくてはなりません。そのため、一つの工程が遅れてしまったり職人の方が手一杯になってしまったりすると、工事に着手できず着工遅れが生じてしまう可能性が非常に高くなります。
新築工事ラッシュ時には施工がずれてしまう可能性もある
特に同じ地域内で新築一戸建ての住宅工事ラッシュが起きている場合には、人員がますます集まらないという事態に陥ってしまいます。一戸建て建築に関する予定外の職人さんの変更や、現場監督との連絡が取れないなどがある場合には、こういった状況を想定しておくと良いでしょう。
建築工事ラッシュ時には、急かしたとしても、そもそも人手不足という事態に陥ってしまっているため、予想外なトラブルに見舞われる可能性もありますよ。
ただし、事前説明がなければ着工遅れは工務店の責任
しかしながら、現在新築一戸建て工事ラッシュなのかどうかは、ハウスメーカーや工務店側が知っていないとおかしい事態です。施工を行っている側が、何も把握していないことはまずありえないので、事前説明なしに工事の着工遅れがある場合には、きちんとクレームを入れるようにしてください。
ここで、何も言わずに泣き寝入りをしてしまうと、施工側に甘い客だと感じられますますずれてしまう可能性も出てきます。説明されていないときには、臆さずきちんとその事実を伝えるようにしてくださいね。
新築の着工遅れになった場合の対処法は?
実際に着工遅れが生じた場合にはどういった対処をしていかなければならないのでしょうか?
ここからは、その対処法についてまとめていきます。
軽微な工事遅延は話合いで解決する
簡単な工事の遅延であれば大抵は話合いで解決することができます。遅延が生じた際には、まずは担当者にずれた原因について尋ねてみましょう。
自然災害などによる仕方のないことが原因となることもありますが、建設会社の施工ミスで遅延が発生していることもあります。施工ミスがはっきりしているのであれば、話合いを通して問題を解決するための対策や妥協点を見つけることが可能です。
遅延が生じた際には、まずは施工側が遅延の原因をしっかりと理解しているのかを確認して、互いに話合うようにしましょう。
重大な遅延には弁護士などを含めて話合う
重大な遅延が生じた際には話合いに弁護士を呼ぶことも検討すべきです。
互いに納得できる妥協点を見つけることが出来れば良いのですが、大きな遅延が起きた際には、損害賠償を求めるようなケースも出てきます。
例えば、遅延による完成までに借りている借家の家賃や、建物が完成したことによって見込めたはずの家賃収入などが代表として挙げられるでしょう。何を対象として損害賠償を請求できるのかはっきりさせるためにも、ぜひ専門家の力は借りたいものです。
一戸建て注文住宅は綿密なすり合わせが必要
新築一戸建ての注文住宅を建てる際には、着工前と工事中の両方のタイミングで担当者と情報のすり合わせを行うことが特に大切です。
注文住宅では、全てをオーダーメイドで建てることができる分、注文者と建設会社の間でギャップが生じることも珍しくありません。そのギャップがトラブルに発展して、話合いのために工事が遅れることも多々あります。
設計などの着工前段階と工事中は、住宅の情報について共有を欠かさず行い続けるべきです。
【まだある】新築一戸建てのトラブル事例
特に重大なのが工事遅れのトラブルですが、新築住宅のトラブルは他にもいくつかあります。
この項目では、住宅の新築で起こりやすいその他のトラブルについて紹介していきます。
工事中の近隣トラブル
一戸建て建築工事による騒音や工事用車両の出入りなどでクレームが近隣の住民から入れられることがあります。こういったクレームの放置は住宅の評判を下げることにも繋がりかねません。
竣工後の引き渡し遅れ
工事が完了した際には、新築一戸建ての不具合をチェックする竣工検査、建築基準法に沿って行われる完了検査、依頼人自身の目で住宅一戸建てを確認する検査などの様々な検査が行われます。
不具合が見つかった場合には、一戸建て引渡し前に直してもらうように工事を依頼することもできますが、その分、引き渡しまでの工事期間は伸びてしまいます。
場合によっては、引き渡し後に工事してもらうこともできるので、検討してみましょう。
もちろん、修理を確約した書類を改めて準備することを忘れてはいけません。
イメージと違う
完成した新築一戸建てがイメージと異なるのも、注文式の住宅ではよくあるトラブルです。
オーダーメイドな分、注文者と業者の間でイメージを共有することは難しいので認識の摺り合わせは必須となるでしょう。理想となる一戸建ての住宅が既に存在しているのであれば、その写真を用意することも、安価で有効な手段となります。
新築の工事トラブルを避けるには
最後の項目では、新築一戸建て住宅工事トラブルを回避する方法についてまとめていきます。
近隣住民には挨拶回りを工事前に行っておく
大きな工事のためにどうしても騒音は出てしまいますが、リスク回避のためには近隣の住民に挨拶回りなどをすべきです。
工事前に謝意を伝えておくことで、クレームの可能性をグッと下げることができます。最低限の礼節は示すようにしておきましょう。
事前に契約書を精査する
工事遅れや施工ミスの被害を避けるためにも、契約書のチェックはしっかりと行わなければいけません。特に、契約違反が発生した場合の措置や賠償金などの項目の設定が抜けていないか注意すべきです。
ペナルティをはっきりとさせておくことで、建築会社が施工管理を疎かにしてしまう危険を減らすことができるでしょう。
違約金などは臆せず請求する
建設会社の不手際によって発生した損害が発生した場合には、迷わず請求していかなければいけません。相手の施工前・施工中の過失を容認してしまうと、更なる損害が生じる可能性も高くなっていきます。
契約で定めていない項目での責任追求は難しいですが、決められた規約が破られてしまった場合には、依頼者と業者の健全な関係を保つためにも賠償の請求は必ず行うべきです。
まとめ
今回は、新築住宅の着工遅れについて解説していきました。
新築住宅の建築は自由度が高い分、トラブルを0に抑えることはどうしても難しいです。トラブルが起きた際の損害を出来る限り抑えるように、予防策を取るといった形での対策をおすすめします。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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