中古の戸建賃貸に住むメリットと注意点を紹介します
マンションやアパートでの暮らしは広さに限りがあり、ペットの飼育が禁止されている物件が大半です。また、上下左右の部屋に住む他の住人に対して騒音などで迷惑をかけないよう常に気を配らなくてはなりません。
このような暮らしを余儀なくされている人にとって、束縛や気遣いから解放される戸建に住むことはとてもメリットがあると思います。実際、マンションやアパートなどの集合住宅で暮らす人たちが住宅を購入する場合には、実に7割が戸建てを購入したいというデータがあります。
しかし、戸建住宅を購入するには多額の費用が必要となります。そのため、戸建での生活を実現させることをあきらめている人も少なくないわけですが、ここに戸建賃貸という選択肢を加えることで可能性は大きく広がります。
戸建賃貸のメリット
費用面でのメリット
戸建賃貸は戸建住宅を購入するよりも初期費用が大幅に削減できるというメリットがあります。安い価格で、快適な戸建生活をすぐに実現できる手軽さがあるのです。
戸建賃貸は中古物件を利用している場合がほとんどです。ですので、場所によっては新築のマンションを借りるよりも安い家賃で、広い一軒家を借りることができるのです。
広さがあるというメリット
また、中古物件は新築よりも土地の広さに余裕があることが多いですし、庭があることも多いです。庭でガーデニングやバーベキューを楽しんだり、大型のペットを飼うなどの楽しみ方もできます。
お部屋も広いので子育てにもおすすめです。戸建賃貸の場合には、マンションやアパートと比べて部屋数が多いですので、お子様それぞれの部屋も準備できます。子供にとっても自分の部屋があることはプライベートが作られますし、教育のための環境としてよいでしょう。
騒音がないというメリット
戸建賃貸では隣の家と離れているので、テレビの音量や家族の会話の声などをある程度出しても大丈夫です。集合住宅では壁が薄かったりすると物音に注意しなくてはなりませんし、子供の足音などが問題になることもあります。
このように、自分のペースで気兼ねなく生活できるという点が、戸建賃貸の最大の魅力だと言ってもよいでしょう。
戸建賃貸で注意すべきポイント
ただし、戸建賃貸は定期借家契約という形態で貸し出しているケースがあります。「定期借家契約」とは、契約が更新されないタイプの賃貸契約のことです。契約期間は決まっており、延長はできません。その契約期間は2年間というのが一般的とされています。
この「定期借家契約」は、物件の家主が転勤などで家を空けている間だけ貸し出しているという場合などに、利用される契約方式です。ですので、2年を過ぎた時点で家主に更新の意思がなければ、必ず退去しなければならないというルールなのです。どんなにその物件が気に入ったとしても、長期間は住み続けられないのです。契約時にはこの点に注意が必要です。
お子様のいらっしゃる家庭などで、学校もあるので引っ越したくないという場合には、この定期借家契約ではない物件を選ぶようにしましょう。
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※当コラムはあくまで個人的な見解に基づくもので、内容についてはご利用者様自身の責任においてご判断ください。
