賃貸併用住宅の会社・情報コラムコラム

賃貸併用の二世帯住宅のメリット、間取りの作り方を解説します

2019.12.17

二世帯住宅 賃貸併用住宅

賃貸併用住宅は二世帯住宅におすすめ

二世帯住宅というのは、賃貸併用住宅に適しています。現在は二世帯住宅の必要がないけれども、将来二世帯で暮らす可能性のある家庭に賃貸併用住宅はおすすめです。

というのも、現在子供がいるけれども成長して家を離れると、使わない部屋が出てきます。このような使わない部屋が増えた場合は、空き部屋のまま放置しておくよりも賃貸併用に改築してしまう方が無駄がありません。そして、その家で将来子供と一緒に暮らすこともできるのです。

また、将来二世帯住宅で親と暮らそうと考えている場合にも、建築する際に賃貸併用住宅で建てれば、将来改築する必要がなく効率的です。

賃貸併用住宅を二世帯住宅として使うメリット

資金面のメリット

賃貸併用住宅は、資金面のメリットと老後のメリットがあります。

まず資金面のメリットですが、賃貸併用住宅というのは一度建てると賃貸として貸すことができるので、その収入をローンの支払いにあてることができます。そしてローンを払い終えると、あとは利益を得ることができます。

後に二世帯住宅で家族とともに暮らすとしても、それまでにローンを払い終われば、ローンの支払いなく家族が暮らすことができるのです。

老後のメリット

次に、賃貸併用住宅での二世帯住宅というのは、老後のメリットがあります。

というのも、賃貸併用住宅はローンの支払いを終えると、収入を得る事ができますので老後の備えてとしても打ってつけです。将来二世帯で済まなかったとしても、部屋が余るということもありません。

また、二世帯住宅で自分の子供と暮らす場合には、高齢の親としては将来が安心というメリットがあるのです。二世帯住宅であれば、建築コストもアパート建築やマンション建築より小さくなることが多いです。

建築コストを抑えることで、利益を得られるまでの期間を短く抑えることができるのも魅力でしょう。ローンを払い終えれば、その収益物件を子供に残すこともできます。

また他のメリットとしては、旅行などによって留守にする場合、賃貸部分に明かりがついている事によって、空き巣に遭うリスクなどを軽減する事ができるということもあります。

賃貸併用二世帯住宅のデメリット

音の問題

賃貸併用住宅での二世帯住宅がメリットばかりかというとそうではありません。例えば、音の問題が挙げられます。

人に貸すと音がどうしても気になることがあります。音に関する悩みを持たない為にも遮音性を重視して建築する事が大切です。

二世帯住宅として利用する場合でも、親が暮らす音やペットの鳴き声などが気になることもあります。生活動線を離すように工夫したり、オーナーは上の階に住むなどすれば音の問題をクリアし易くなります。

間取りの問題

賃貸併用住宅を二世帯住宅として使う場合には、賃貸として貸し出すための部屋に暮らす、もしくは賃貸として貸し出していた部屋に住むことになります。

ですので、間取りが賃貸用のものになってしまうので、暮らしにくい可能性があります。例えば、部屋やリビング、浴室が狭い、キッチンや風呂が完全に別、階段が必要になる、などのことです。

賃貸併用住宅の場合、二世帯住宅といっても完全分離型となりますので、生活空間が完全に分かれます。それをデメリットととらえる場合もあるようです。

賃貸の問題

二世帯住宅を賃貸併用住宅として利用する場合には、賃貸部分に常に住人がいることで成り立ちます。賃貸部分に住人が集まらないと、空き室のリスクが大きな課題となります。

どのような場所に物件を建てるか、どのような間取りにするか、どうやって住人を募集するかなどは、とても重要になります。経営の経験がないまま自己流で賃貸を始めてもそのリスクが高まるだけですので、実際に賃貸併用住宅を建てる際には、専門の建築業者や仲介業者のサポートを受けることがおすすめです。

賃貸併用二世帯住宅の間取り

完全分離型

上記のようなデメリットがあるので、賃貸併用住宅を建てるときには間取りの作り方に気を付けなくてはなりません。ここでは、賃貸併用二世帯住宅の間取りのポイントを紹介します。

二世帯住宅の作り方として、玄関は1つで共用し、キッチンやトイレ、浴室は別で準備する「一般共有型」や玄関もキッチンやトイレも別にする「完全分離型」があります。

賃貸併用住宅として住人を募集しやすいのは、やはり完全分離型です。ですので、建築する際には、完全分離型で建築する必要があります。

防音対策

上でも説明しましたが、賃貸併用住宅や二世帯住宅では音の問題が、よくあるデメリットとなります。

もし同じ階で部屋を作る場合には、部屋と部屋の間にクローゼットやトイレなどを配置するなどするのも防音対策になります。

また、壁や床などはしっかりと防音ができるような素材を使ったり、二重サッシの利用なども考慮するようにしましょう。RC造りにするというのもひとつの方法です。

部屋割り

二世帯住宅の場合には、ひとつの階を1家族が利用するような間取りにすることが多いです。

戸建の1フロアを丸々賃貸で使うとなると、相応の広さがあります。一人暮らしではそれだけの広さの物件を利用することはないので、家族がターゲットとなります。

そのような家族が暮らしやすいような間取りにすることで、住人を集めやすくすることができます。子供部屋として使えるような部屋を作っておく、リビングダイニングキッチンはカウンターキッチンにして対面式キッチンにする、夫婦の寝室を準備するなどの工夫などが考えられます。

賃貸併用住宅が増えている

最後に、賃貸併用住宅が増えている理由について解説します。

家を建てる際に大きな負担となるのが住宅ローンです。住宅ローンは数多くあるローンの中でも、借り入れ額が高く、返済期間が長期に及ぶことが特徴となっています。そのため、返済中に収入が減ったり、支払いが滞ってしまうかもしれないという不安を抱えている人も少なくありません。

そこで、できるだけ経済的に安定した状態で返済を続けていくことが一番だと言えるわけですが、その対処法として賃貸併用の住宅を建てるという選択肢を選ぶケースが少しずつ増えているのです。

賃貸併用住宅とは自宅の一部を賃貸用に設計して建てたもので、毎月家賃収入を得ることができるため、その収入を住宅ローンの返済にあてることができるというメリットがあります。賃貸経営のために新たに土地を所有する必要もなく、自宅用の土地を有効活用できるという点で注目を集めている方法の一つなのです。

賃貸併用住宅の建築業者は比較しよう

賃貸併用住宅の建築業者はとてもたくさんあります。それぞれの会社によって、建築費用や強みが異なります。自分に合った会社を選ぶためにも、賃貸併用住宅の建築会社はしっかりと比較検討しましょう。

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賃貸併用住宅の会社・情報コラムのメリット

  1. MERIT 01

    自分に一番あったプランを選べる

    建築物は何十年と使う物です。理想の住宅プランをしっかりと練りましょう。各社から提案を受けることで、理想を実現できる会社を選べます。

  2. MERIT 02

    建築費を安く抑えられる

    多くの会社から見積りを取り寄せることで、適正な建築費を知ると同時にコストを抑えられます。タテールでは各優良会社から見積りを取れます。

  3. MERIT 03

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※当コラムはあくまで個人的な見解に基づくもので、内容についてはご利用者様自身の責任においてご判断ください。

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