賃貸経営におけるキャッシュフロー計算書の意味と役割
賃貸経営にはキャッシュフロー計算書というものがあります。
これは賃貸経営をした結果、生じたお金の流れを説明するものです。
キャッシュフロー計算書は営業活動によるもの、投資活動によるもの、財務活動によるもの三本柱からなっています。
営業活動によるキャッシュフローとは、賃貸経営をすることで得られた利益です。
賃貸経営が健全に成長している場合は利益は増えているので、当然のことながら残高はプラスとなります。
一方、投資活動によるキャッシュフローとは、新たに不動産を買ったり、設備投資をしたりすることです。
お金を投じているので、ここの数値はマイナスになります。
もう一つの財務活動によるキャッシュフローとは、どれだけ借金して、どれだけ銀行に返済したかです。
不動産や設備に投資をした後でも、お金が残っていれば借金の返済に充てることができます。
いずれにしろ、投資活動によるキャッシュフローの数値は、借入はプラス、返済はマイナスという結果が出ます。
ちなみに本当に儲けている不動産投資事業と、儲かっていない不動産投資事業は、投資キャッシュフローによって見分けることができます。
ポイントは、投資キャッシュフローをどこからまかなっているかです。
例えば500万円の投資したいと考えている大家さんがいたとします。
この人の年収が800万円なら自力で投資資金を賄えますから、問題はありません。
ところが、この人の年間所得が200万円だと、足りない300万円をどこかから借りてこなければなりません。
つまり、儲かっていない賃貸経営は、営業キャッシュフローに加えて、財務キャッシュフローからもお金を持ってこなければならなくなるわけです。
つまりは営業キャッシュフローが伸びていて、なおも営業キャッシュフローの範囲内で投資キャッシュフローがまかなえている状態が、自己増殖機能のある賃貸経営というわけです。
ちなみにこのキャッシュフロー計算書は、融資を受けるときに銀行担当者に示せば融資が通る確率が高まります。
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