賃貸経営はいくらから始めることができるのか

景気の上向きを中々実感できない昨今、ダブルワークを考えるサラリーマンも増えています。
金持ち父さん貧乏父さんで不動産投資や賃貸経営に興味を持たれた方もいるのではないでしょうか。
賃貸経営や不動産投資はいわゆる不労所得に分類されます。
資産を運用することで利益を得るのが不労所得です。本業の他にもう一つの収入を得ることは大きな安心をもたらします。
しかし賃貸経営はリスクには存在します。賃貸経営を始める前にリスクを把握しておきましょう。
まずはメリットとして賃貸経営は元手となる資金が手元にわずかしかなくても借金で始めることができます。
賃貸経営は自己資本金はいくらから始めることができるのでしょうか。
結論からいえばいくらからでもということになります。
収益性から融資額を算定する収益還元法で検討すれば自己資本金はいくらからでも始められるのです。
融資審査に通ればすぐにでも始めることができるわけです。
ただ、この借金こそが賃貸経営のデメリットであり、リスクでもあると言えます。
無事に借り手がつけば収入も見込め、借入金の返済も可能ですが、借り手がつかなければ借金の返済に追われることになります。
また、賃貸経営には管理費用がかかります。税金の支払いもあります。
借金返済はいくらからか、ランニングコストはいくらからか、自分が出せる余裕資金はどれくらいか、狙っている物件で元は取れるのか、借り手は無事につくのか、それぞれを把握したうえで長期的な計画を立てることが重要です。
また、自身の信用情報も重要になって来ます。これまで利用した借金などで返済が滞ったり、クレジットカードの引き落としが落ちなかったりしたことはないでしょうか。
これらの信用情報は各金融機関で共有しているので、信用情報に傷がある状態だと融資が受けづらくなります。
不要な借金はしない、借金の返済は確実にする、クレジットカードの支払いは滞らせないなど、日頃から信用情報を積み上げておきましょう。