アパート建築するなら木造か鉄筋コンクリートか
アパート建築を考えるとき、まずどんな構造にするかを決める必要があります。おおざっぱに分ければ、木造にするか鉄筋コンクリート造にするかの選択です。一般的に鉄筋コンクリート造のほうが、丈夫で長持ちするというイメージがあります。
鉄筋コンクリート造アパート
実際、法定耐用年数は木造建築の2倍以上あります。また耐火性・耐震性に優れていて災害に強く、気密性が高いので冷暖房費が節約でき、防音性も高くて生活騒音を遮断できるなどの長所が挙げられます。
ただし建築コストがかかるため、家賃も高くなります。
これをアパート建築の側から見ると、コストの問題は最大のデメリットといえます。そのぶん家賃収入は大きくなるので、結局は投資と収益の比較ということになります。
耐用年数
ただ住人にとっての長所は、アパート建築にとっての長所とは限りません。たとえば耐用年数が長いということは、減価償却費が小さくなるということですから、毎年の所得税が高くなります。木造のほうが税制面では有利なわけです。
もちろん固定資産税も木造のほうが少額で済みます。
建て替え費用
また頑丈で壊れにくければ、建て替え費用もかかります。気密性が高ければ結露しやすく、それだけ壁や柱が傷みやすいともいえます。
耐火性や耐震性については、木造でも耐火・準耐火建築物の基準を満たすものを建てることができます。
木造アパートは最大3階建てまで
規制によって、木造アパートは最大3階建てまでと定められていますが、それだけにエレベーターなどの設置が不要で、建築費だけでなくランニングコストの節約にもなります。
鉄筋コンクリート造ですと、大型の建機や広い作業空間が必要で、地盤が軟弱なら杭打ち工事なども不可欠です。木造アパート建築なら、比較的狭い変形した土地にも対応できます。
収益予測をシミュレーションしよう
反面、鉄筋コンクリート造なら規模を大きくできるので、単価だけでなく総収入でも木造を凌ぎます。結局、アパート建築の際には、投資できる資金の額も考え合わせ、収益予測をシミュレーションしつつ、有利な構造を選ぶことになります。
アパート建築会社はしっかりと比較しよう
アパート建築業者はとてもたくさんあります。それぞれの会社によって、建築費用や強みが異なります。自分に合った会社を選ぶためにも、アパート建築会社はしっかりと比較検討しましょう。また、建築業者はノウハウをたくさん持っています。地場や法律などの情報にも詳しいので、まずは相談するのがおすすめです。
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※当コラムはあくまで個人的な見解に基づくもので、内容についてはご利用者様自身の責任においてご判断ください。