アパート建築の工程と流れをざっくり解説!
この記事では、アパート建築の基本的な工事の流れについて見ていきます。まず
1.調査
まずは周辺の調査をします。隣接道路の測量、建設地の測量、周辺道路の交通量、周辺住宅や施設などの調査、道路埋設物や電線、電話線などのインフラ調査を行い、アパート建築工事全体の施工計画に反映させます。この調査をしっかりとやっておかないと後々のトラブルになりますので、注意が必要です。
2.設計
次に行うのが設計図の作成です。建築会社や不動産業者の設計士と相談をしながら、理想のアパートの設計図を作成しましょう。そして、設計図ができたら、施工計画書・安全書類の作成を行います。
3.周辺や公的機関への同意確認
その後に、周辺住宅の同意を得ます。また、建築確認申請を行い、許可後に実際の工事に取り掛かることが出来るようになります。
自治体に道路埋設物の建設工事の許可申請、工事で影響を与える道路の警察への道路使用許可申請、消防署にも連絡をします。消防署は避難経路の確保や消火設備の設置など、災害に対するチェックが有ります。
また、消防署との付き合いはアパート建築工事後も続き、定期的に安全設備のチェックが入ります。そしていざアパート建築工事に入りますと、周辺への挨拶と工事内容の具体的説明をします。
アパート建築の同意書では隣接する住宅などの同意で済みますが、実際の工事では工事通路となる道路に面した住宅にも影響が有りますので、工事現場に近い住宅やお店、施設には挨拶と工事説明が必要です。
4.基礎から内装工事
次に実際の施工の流れですが、まず仮設工事に入ります。敷地周囲に仮設防護壁を設置して、埋設設備工事と並行して土木工事と基礎工事を行います。そして、建築物用の足場仮設工事を行います。
その後、上物と呼ばれる、基礎より上の建物を造っていきます。建物の設備関係を含む内外装工事がある程度進行すると、足場や仮設防護柵を解体して今度は仮設物が邪魔をしていた部分の外装工事、そして門扉や塀、駐車場などの外構工事に移ります。
その間も内装工事を並行させて工期短縮を図ります。
5.施工完了後
それら施工完了後は、それぞれの工事に関係した部分の片付け清掃を行います。そして、最終的に建物内部の清掃、専門用語でいう「洗い」を行って、各戸のドアの鍵を仮設用の鍵から本設用の鍵と入れ替えます。
これは、工事期間中と工事後の防犯上の措置です。設備関係や資材関係の資料、建築申請に関わる書類、各部屋の本鍵を建築主に引き渡して工事完了という流れになります。
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※当コラムはあくまで個人的な見解に基づくもので、内容についてはご利用者様自身の責任においてご判断ください。