アパート建築の会社・情報コラムコラム

テラスハウスってどんな建物?メリット・デメリットを徹底分析

2020.10.24

「テラスハウスって最近よく聞くけど、よく分からない」
「普通の賃貸と何が違うの?」
「テラスハウスに住むメリットを知りたい」
こんな疑問やお悩みありませんか?

テラスハウスは、シェアハウスとよく混同されがちで勘違いされている方の多い建築形態の一つですが、実際には普通の住宅には無い魅力が詰まっている賃貸だといわれています。
そこで、この記事ではシェアハウスと混同されがちな住宅であるテラスハウスについて、そのメリット・デメリットも含めて解説します。
この記事を読めば、住宅を探す際の注意点も同時に分かるので是非最後までご覧ください。

テラスハウスとは、どんな住宅のことを言うの?

具体的なメリット・デメリットの話に入る前にまずはテラスハウスとはどんな住宅なのかについて大まかな概要を抑えていきましょう。

テラスハウスは、和名では長屋建てとも呼ばれる

テラスハウスは和名で長屋建てと呼ばれており、隣の住宅と境界壁を共有して建てられた2~3階ほどの低層集合住宅のことを指します。

境界壁が同じとは言え、各人が別々の一戸建て賃貸に住むことになるので、一つの住宅に複数人が入居する必要のあるシェアハウスとは明確に異なるといえるでしょう。

もちろん、家具やキッチンなども共有のものでは無いので、他人と生活空間を同じくすることに苦手意識のある人でも安心です。

テラスハウスの建築様式の類義語はタウンハウス

テラスハウスに非常によく似ているタイプにタウンハウスと呼ばれるものもあります。

タウンハウスも境界壁を共有した一戸建てのため、住宅の外観上はテラスハウスと異なりません。両方の住宅の違いは、敷地の権利体系にあります。

タウンハウスは敷地の権利が共有されているので、庭に共有のスペースなどが存在するのが大きな特徴です。
空間を共有することが前提で建てられているために、タウンハウスにおいて専用の庭などの個人スペースを手に入れようとすると別途の使用料を取られることもあります。

それに加えて、一つの住宅を居住者全体で利用する形のタウンハウスでは、建物の管理費や修繕費などを全員で負担することも多いです、

テラスハウスは、それぞれの物件の敷地権が独立している点でタウンハウスと違っています。

テラスハウスって、日本にはどれくらいあるの?

総務省統計局の『平成 30 年住宅・土地統計調査』によれば、全国3510万の棟総数の中で、テラスハウスを含む長屋建ての物件は57万棟(1.6%)だと算出されています。

また、平成25年までは減少傾向にあったものの、平成30年には増加に転じているという結果が出ました。

一戸建てが3207万棟(91.4%)、共同住宅が230万棟(6.6%)と言われていることに比べれば有名だということは決していえず、レアな賃貸に分類されていると思っていただいてもかまいません。

テラスハウスのメリット

大まかな概要について把握した上で、次にこのテラスハウスに住むメリットについて詳しく見ていきましょう。

テラスハウスのメリット① 一戸建て感覚で住める!

テラスハウスは住戸を共有した集合住宅の構造を持つ賃貸となっているものの、壁によって物件と敷地権が独立しているため、一戸建てと同じような感覚で住むことができます。

賃貸の形式とはいえ、一戸建ての感覚を味わえる点でアパート・マンション住みとの区別化がなされているのです。

その上、電気・ガス・水道の整備が建物全体で一括して行われるため建築コストが安く、通常の賃貸式の一戸建て住宅よりも安く入居することができるので、安くても一戸建てに住む感覚を味わいたいというご家庭にテラスハウスはおすすめです。

テラスハウスのメリット② メゾネットタイプが多いから子供がいても安心

テラスハウスには、住宅の部屋が二層に分かれているメゾネットタイプが多いのも魅力的です。

メゾネットタイプでは、住居スペースを二つに分けることができるため、一方を育児スペースに、もう一方を生活のスペースにするなどして家族間のプライバシーを守ることができます。

二階でお子様を寝かせておき、一階で夫婦の話し合いをすることはメゾネットタイプではないと容易にはできません。

また、テラスハウスは仕事用のスペースと生活用のスペースを分けた生活を望んでいる方にもおすすめができます。二つの住居空間を作ることができるメゾネットタイプが多いのも、テラスハウスを選ぶメリットだといえるでしょう。

テラスハウスのメリット③ 賃貸物件でもおしゃれな感覚を共有できる

一戸建てと同じように住めるテラスハウスでは敷地内に中庭があるタイプも存在します。

専用の庭があるものを選べば、ガーデニングや週末のDIYのようなおしゃれな趣味を楽しむことも十分に可能です。庭のような自分たち用のおしゃれ空間を持つこともアパートやマンションなどといった賃貸では難しいでしょう。

自分達の家庭専用の空間を手に入れたい方にも、テラスハウスはおすすめです。

テラスハウスのデメリット

多くのメリットが挙げられるテラスハウスですが、一方デメリットももちろん存在します。入居を決めるにあたっては、良い点と悪い点を総合して判断することが大切です。

この項目ではデメリットについて詳しく見ていきましょう。

テラスハウスのデメリット① 一戸建てといっても集合住宅な点

一戸建ての感覚を味わえるテラスハウスですが、あくまでも賃貸式の集合住宅であるという前提は崩せません。入居者が互いに気持ちよく過ごすための、制限や決まり事が課されることも珍しくないのです。

取り決めによって周囲のトラブルから守られるという利点はありますが、こちらも罰則を避けるために周囲の入居者に迷惑が掛かるような振る舞いを出来なくなります。

そのため、せっかくの一戸建て気分なのにルールを守らなければいけないという閉塞感は少なからず生じるでしょう。

テラスハウスのデメリット② 近隣トラブルに巻き込まれる可能性

近隣トラブルに巻き込まれることにも、もちろん注意しなければいけません。

巻き込まれやすいものの代表が騒音被害です。テラスハウスは左右の境界壁を共有している集合住宅であるため、マンションやアパートと同様の騒音による被害が生じる可能性があります。

上下の騒音トラブルを気にしなくても良い点は、マンションやアパートなどの賃貸に比べて大きなメリットだといえますが、生活音を出しすぎてはいけないことから一戸建ての気分を完全に味わうことはできません。

近隣トラブルを防止するための厳しい取り決めが用意されていることも多いですが、トラブルの可能性が決して0ではないことを覚えておきましょう。

テラスハウスのデメリット③ 賃貸物件的に少ない

先ほども述べたようにテラスハウスは日本国内で希少な部類に入るもので有り、近場で探そうにも入居できる建物自体が存在しないことも多々あります。

今の日本では、長屋式住居であるテラスハウスはまだまだ普及しているとはいえないのです。また、少ない入居枠を競って空き部屋が出ないということもあるでしょう。

テラスハウス自体のデメリットとはいえませんが、住んでいる地域によっては、物件がそもそも存在しないという改善不可能な強いデメリットがある場合もあります。

テラスハウスを物件内見する時の注意点があります

テラスハウスに住んだ際のメリットやデメリットを押さえた上で、それでも住んでみたい!と考えている人に向けて、次に物件を内見しに行くときの注意点について見ていきましょう。

快適なテラスハウス暮らしを実現するためにチェックしていくべき点について解説していきます。

テラスハウス内見時の注意ポイント① 防音性・遮音性を見る

注意ポイントその1は防音性・遮音性を見ることでしょう。おさらいとなりますが、集合住宅における近隣トラブルの最たる例は騒音被害です。

しっかりと防音対策が施されているのであれば、こちらが生活音で隣家に迷惑を掛けてしまうことも、相手の騒音で悩まされてしまうことも少なくなるでしょう。せっかくの一戸建て気分なのに、ささいな騒音に気を遣ってストレスを溜めたくはありませんよね。

一般的には木造に比べて鉄筋構造のほうが防音性能は高いと言われていますが、断熱材が入っているなどして壁の造りによっては木造でもしっかりとした防音対策が施されている場合もあります。

テラスハウスの内見のタイミングでは、前情報を鵜呑みにせずにしっかりと防音機能を確かめておきましょう。

テラスハウス内見時の注意ポイント② 階段の傾斜は必ず確認する

二層造りとなっていることの多いのもテラスハウスの特徴のため、小さなお子様がいる場合には階段の傾斜を確認しておくなどの安全対策をしておく必要もあります。

お子様が居なかったとしても、階段の傾斜がキツすぎた場合には大人が事故するリスクも否定できません。
傾斜の具合や手すりの有無など、自分が実際に生活すると仮定して辛い点や危ない点がないかを注意しておく必要は十分にあります。

必要に応じて階段の傾斜以外にも、危険な箇所がないか確認しておきましょう。

テラスハウス内見時の注意ポイント③ 周りの住人の関係性

居住スペースを共有するシェアハウスとは違い、テラスハウスは独立した賃貸に住むことになるため、あまり住人関係に気を払う必要はありません。

それでもやはり、最低限は周りの住人が良好に付き合えそうなのか確認しておいたほうが良いでしょう。少しでも住人同士で交流があったほうが、誤解や無理解によるトラブルを避けることができます。

せっかく念願のテラスハウスに住むことが出来たのに、誤解による衝突で嫌な気分に陥ることは出来るだけ避けたいものです。

万が一のトラブルを避けるためにも、最低限、両隣に住むご家庭がどのような方たちなのか確認していくべきでしょう。

テラスハウス物件を探すときの注意点は?

いままで非常に重要な内見時のチェックポイントについて解説させていただきました。しかし、内見と同じくらい重要なのが物件探しのタイミングです。

最後の項目では、内見に入る前の、物件を探す時点での注意点について解説していきます。

物件を探すときの注意点① 検索サイトで見落としが無いように注意!

テラスハウスは希少な分、物件のまとめサイトなどでも検索欄でカテゴリー分けされていないことがあるのが現状です。
そういった場合には、フリーワード検索や、一戸建て住宅・メゾネットタイプのカテゴリーに紛れ込んでいることもあるので、そちらで検索を掛けてみましょう。

他の人が見落としやすいテラスハウスに入居する大きなチャンスです。ちなみに特集が組まれることもあるので、時期をずらして探してみるのも一つの手段になります。

物件を探すときの注意点② 家賃相場を知っておこう

テラスハウスだけに該当するわけではありませんが、賃貸を借りる上で家賃相場を知っておいて損をすることはありません。

特に希少なテラスハウスは周囲に比較対象となる物件が存在せず家賃相場が分かりづらいこともあるので、ネットの賃貸をまとめた情報サイトを使い相場を押さえるようにすると良いでしょう。

大抵の場合、同じ地域にある完全一戸建て式の住宅よりも、安い相場となっていることがほとんどです。

物件を探すときの注意点③ 向き不向きがある物件であること

最後の注意点として、テラスハウスも向き不向きがある物件だという点を覚えておいてください。

集合住宅という都合上、完全に一戸建てのような暮らしは出来ません。デメリットの点で紹介したような不都合な点はどうしても出てきてしまいます。しかし、小さいお子様がいるようなご家庭であれば、それらのデメリットを大きく上回るメリットが得られます。

専用の庭を使って、休日にお子様と遊んだり家族でBBQを開いたりすることも可能で、目の届く範囲でお子様を開放的に育てることができるでしょう。

また、メゾネットタイプも多いので、住戸の中に二つの異なるスペースを作りたい方にも向いています。
断定的に言うことはできませんが、テラスハウスに住む人にも向き不向きの傾向があることは理解しておきましょう。

まとめ

今回は、テラスハウスについて詳しく解説していきました。

テラスハウスは一戸建て住宅と集合住宅の両方の性質を持った独特な賃貸です。

近場に見つからないことも多いですが、テラスハウスに魅力を感じることができたのであれば、賃貸のまとめサイトなども利用して、ぜひ入居可能な物件がないか探してみてください。

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