アパート建築ローン選び方。固定金利と変動金利も解説
アパートを建築したいときには、もちろんですが借り入れをせずに自己資金だけでアパート建築をできれば、それに越したことはありません。しかし、資金が不足しているときや、あるいは投資としての利回りを高めたいと思ったときには、借り入れをするべきでしょう。
借り入れをしたときには利息を支払わなければなりませんが、この利息は借入金利に基づいて計算されます。借入金利が低い方が、支払利息の金額も小さくなります。ですから、借入金利を比較して、できる限り低いものを選ぶというのが、アパート建築の借り入れでは基本的な方法となってくるのです。
この借り入れにおけるローンの金利がどうなっているのか知らない人も多いと思いますが、アパートやマンションなどの建物を建てる時にはアパート建築専用のローンがあります。
固定金利と変動金利
まず金融機関によって、利用者の条件がある場合があり、20歳以上でなければ借りられない場合や、ある一定額の収入が安定して入る予定の方などといった条件がある場合があります。アパート建築をする際にローンを考えている方はその条件をクリアしている必要があるので、事前に確認することが必要です。
アパートローンは、一般的な住宅ローンと比べて金利が高めになっています。金利には、安い時や高い時がある変動金利と、契約をした時の金利からは変動することなく、そのまま払い続ける固定金利の2種類があります。
変動金利の場合は、安い時や高い時を気にする必要はないですが、上がり続けるといった場合は固定の場合よりも高く支払わなければならない場合があります。
固定金利の場合は、契約を行った金利からは変わることがありませんので、高い時に契約をすると高い金利のままです。逆に安い時に契約を行うと変動の場合には高くなる場合もあります。固定金利はそのままの金利を支払い続ける事ができるので、どのような金利の契約なのかしっかりと知って契約する必要があります。
ローンの選び方は?
次に、色んなアパート建築のローンを比較することになりますが、借入金利を比較するときには、同じ金利タイプ同士を比較することが必要となってきます。
一般的には、変動金利のほうが低金利の傾向がありますが、借入をするタイミングによって高金利になる可能性があります。固定金利は、金利上昇リスクに対するリスクプレミアムが上乗せされているのです。
ですから、固定金利と変動金利とを比較することには意味がないといえるでしょう。
ですから、銀行などの金融機関でローン商品を比較する前には、まず金利タイプを選ばなければならないのです。選び方というのは特にありませんが、住宅ローンは金額が大きくなるので、長期的な視点で金利や景気の変動を考慮して選ばないといけません。
現在はマイナス金利と呼ばれる低金利の時代ですが、新発10年国債利回りでは0.1%の金利に上昇する日もあります。今後、そのように金利が上昇する可能性もあります。
『国債金利情報 : 財務省』によると、日々の国債のデータが保存されています。この数値をチェックしていくことで金利の変動をある程度は予測できるかもしれません。
アパート建築業者は比較しよう
アパート建築業者はとてもたくさんあります。それぞれの会社によって、建築費用や強みが異なります。自分に合った会社を選ぶためにも、アパート建築会社はしっかりと比較検討しましょう。
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※当コラムはあくまで個人的な見解に基づくもので、内容についてはご利用者様自身の責任においてご判断ください。