50坪の敷地に賃貸併用住宅を建てる方法とメリット

固定資産税の負担

一等地に家を構えている人にとって、固定資産税の金額というものは結構大きいものです。これは総務大臣の定める「固定資産評価基準」を元に算出されます。土地の公的価格や家屋などの時価に、概ね1.4%をかければ計算ができます（1.4％以外の場合もあります）。

古くなった建物を放置していても費用がかかります。かといって古い建物に住むというのも、地震等の防災の観点からも好ましいものではありませんし、建て替えとなるとそれなりの資金が必要になります。

固定資産税対策としての賃貸併用住宅

このような問題点に対処する1つの方法として、賃貸併用住宅の建設があります。ここでは、よくある50坪に賃貸併用住宅を建てるメリットを紹介します。

都心に多い50坪程度の土地であっても、3階建て程度の鉄骨構造にすることで1階を賃貸物件として2階から3階を居住物件とすることが可能です。

立地条件などにもよりますが、1階を事業所として賃貸すれば消費税還付を受けることができる場合もあります。また、賃貸併用住宅も居住用部分に対しては住宅ローン減税の対象になります。

このような賃貸併用住宅は、往々にして大型物件になるため、主に大手ハウスメーカーが積極的に販売をしています。ハウスメーカーの規格する住宅はおしゃれなものが多いため、賃貸部分の入居者も多く空室リスクは少なくなります。

50坪の賃貸併用住宅

50坪というとかなり狭いというイメージがありますが、いざ設計図を見せられると意外に多くの賃貸スペースがあることに驚かされることが多いです。

3階建ての賃貸併用住宅の場合、1階を事業向けの賃貸とし、2階の半分を賃貸住宅にするということも可能です。この場合、賃貸住宅のスペースをどうするかによりますが、2階と3階で70坪近くの居住スペースを確保することが可能です。

賃貸併用住宅という形態にもかかわらず、従来住んでいた住宅より広くなったというケースも少なくないことから、案外人気が高いのです。

賃貸併用住宅では入居者募集も

気になる入居者募集についても、最近ではハウスメーカーが地元の不動産業者を通じて募集をしたり管理業務もしていますから、家主でもある施主はただ単に賃料をもらうだけという気楽な生活ができます。もちろん住宅ローン等の支払資金に充当することができますから安心です。

50坪という狭い敷地であっても、可能性は広がっているのです。

賃貸併用住宅の建築業者は比較しよう

賃貸併用住宅の建築業者はとてもたくさんあります。それぞれの会社によって、建築費用や強みが異なります。自分に合った会社を選ぶためにも、賃貸併用住宅の建築会社はしっかりと比較検討しましょう。

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