RC構造のアパートのメリットとデメリット
不動産投資としてアパート経営をする時にRC構造でアパート建築をするか他の工法でアパート建築をするか悩むことが多いかと思いますが、実際のところRCでアパート建築をするにはどのような長所短所があるのでしょうか。
RC構造のアパートのメリット
まずRCのアパート建築のメリットは、耐震性が高い点にあります。その耐震性の高さからローンを組む場合でも、長期返済ローンを利用することができます。木造建築の場合は20年前後くらいが限度になりますが、RCの場合でしたら40年近くもの長期返済ができます。耐震性が高いことは大きなメリットであり、特に大震災が起こってからは安全のためにとRCのアパートに暮らす方が増えています。
そして防音性が高いことが大きなメリットになります。防音性が高いことで、騒音によるクレームが付きにくいというメリットもあります。
RC構造のアパートのデメリット
デメリットとしては、耐震性についてはその設計によってはむしろ木造のほうが耐震性が強い場合もあることです。吹き抜けなどの多い構造の場合は特にそうなります。
そして耐久年数が長いことが逆に仇になることもあるのです。長く使っていますと修繕が必要になりますが、RCの場合はその修繕の費用が高くなってしまいます。
また、30年くらい経過すると、確実といっていいほど時代遅れな物件になってしまいます。若い方は今時のおしゃれな物件のほうに行ってしまいますので、空室が目立つようになってしまいます。
それなら建て替えなどをすればいいのですが、RC構造のアパート建築の場合は取り壊すのもそう簡単にはいきません。木造のアパートよりも高い取り壊し費用が掛かってしまいます。ですので古臭くなってもそのまま賃貸を続けなければいけなくなるのです。
RCアパートの空室を防ぐ方法
中だけをきれいに改装することは可能ですので、中がきれいであることを売りにすれば築年数が古くなっても入居者を呼び寄せることができます。とにかくRCのアパート建築をするときには今の流行のデザインではなく、将来的に受け入れられるデザインで建設するようにしてください。
アパート建築業者は比較しよう
アパート建築業者はとてもたくさんあります。それぞれの会社によって、建築費用や強みが異なります。自分に合った会社を選ぶためにも、アパート建築会社はしっかりと比較検討しましょう。また、建築業者はノウハウをたくさん持っています。地場や法律などの情報にも詳しいので、まずは相談するのがおすすめです。
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※当コラムはあくまで個人的な見解に基づくもので、内容についてはご利用者様自身の責任においてご判断ください。
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