アパート建築の見積の取り方・注意点をまとめてみました

アパート建築の坪単価の注意点

アパート建築をする時には、予算を立てるのに見積金額を参考にする事が多いでしょう。アパート建築は戸建住宅とは異なる坪単価となります。それは住居個数の数だけ設備費や材料費、それに伴う工事費が掛かる為です。

これらは決して安い材料ではありませんので、金額によっては住居戸数を変更するなどで予算内に建築費を収める必要があります。そして坪単価には、建物周囲の外構工事費は含まれませんので、見積金額の内訳をよく見て漏れがないかを確認する事が大事です。

アパート建築の建築物の坪単価での見積は理解出来ても、外構工事費もかなりの金額が必要である事を理解する必要があります。

見積りが重要

そしてアパート建築の見積でも戸建住宅と同じように複数の建築会社で見積をとる事が大事です。業者によっては、自社施工が可能な場合と施工管理以外は全て外注業者に下請けさせる場合がありますので、それだけでかなりの金額差が生じます。

実際に、完全自社施工はほぼ不可能ですが、可能な限り下請け業者の使用の少ない建築会社を探す事が工事代金を下げるには有効です。

見積は複数社から取ろう

アパート建築は大手ハウスメーカー各社も行っており、独自の工夫で施工価格を抑える努力をしています。しかしハウスメーカーの場合は、現場の施工管理者はコストダウンのため複数の物件を管理しており、常駐するのは困難です。施工ミスの確率は常駐施工管理技士がいる場合よりは上がります。

たとえ手戻り工事があっても、下請け業者が負担しますのでハウスメーカー自体に影響はあまりなく、工事代金が変わる事はありません。そういった面ではハウスメーカー数社から見積をとって、決して一社見積だけで発注しない事に注意してください。

何度も見積を取ろう

そして、同じ建築会社でも打ち合わせを重ねて何度か見積をとる事も大事です。綿密な打ち合わせ無しでは建築会社主導の設計となり、見積金額を下げる事は難しくなります。

しかし、ただ安いだけで仮設工事費や安全管理費など、決して削れない内容が極端に安い場合は発注をよく考え直した方がよい時もあります。

アパート建築会社はしっかりと比較しよう

アパート建築業者はとてもたくさんあります。それぞれの会社によって、建築費用や強みが異なります。自分に合った会社を選ぶためにも、アパート建築会社はしっかりと比較検討しましょう。また、建築業者はノウハウをたくさん持っています。地場や法律などの情報にも詳しいので、まずは相談するのがおすすめです。

下記の「一括見積フォーム」で診断することで、大手から中小規模の会社まで、全国の会社から見積と提案を受けることができます。ぜひ一度試してみてくださいね。