賃貸経営を開始してオーナーとなるメリットとデメリットとは

賃貸経営を開始して、オーナーになれば、毎日あくせく働かなくても、家賃収入で定期収入を得られるという事で、そういったオーナー生活に憧れを抱いている人は少なくないものです。

ですがそんな賃貸経営ですが、誰もが楽をして確実に稼げると言える程に甘い世界ではなく、賃貸経営には当然ですがメリットもあればデメリットも存在しているのです。

では、賃貸経営のメリットは何があるかというと、やはり不動産からの家賃収入が得られるという点です。しかも金融機関から事業融資をして貰う事で、投資する事も可能であるため、仮に手持ち資金が少ない人であっても、上手に借入れする事で賃貸経営を開始してオーナーになる事が出来ます。

そのため、上手くやれるという自信があれば、それ程リッチではないサラリーマンでも不動産物件を購入して賃貸経営を開始する事が出来ます。更に土地を所有している場合は、賃貸経営を開始する事によって貸家貸付地となり、固定資産税や都市計画税、所得税や住民税等の税金が大幅に軽減して、節税効果を生み出す事が出来ます。

加えて副業として不動産のオーナーとなり家賃収入を確保する事で、仕事をリタイア後には個人的な年金として、その家賃収入を加えてリッチな老後生活を営む事も出来ます。

では逆に、賃貸経営で生じるデメリットですが、賃貸マンションやアパートを建てたり、賃貸用として不動産物件を購入する際、上手く需要があるか否かを掴まないと空室のリスクが存在するという点です。

家賃というのは、当然ですがその不動産物件に誰かが入ってこそ生まれるものなので、需要がなく空室が続いてしまうとその間は無収入となってしまいます。なので、需要が安定した所をきちんと選び出す必要があります。

更に土地所有者が賃貸経営を行ったものの上手く行かずに土地を売却する際、その建物がネックとなり、なかなか買い手が付かないというケースも少なくないです。なので賃貸経営を行う際は、需要のある無しの見極めを慎重に行う必要があります。