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アパートマンション賃貸経営の比較サイトコラム

アパート建築で関わる法律の接道義務

2017.07.11

アパート建築ではたくさんの法律の基準を満たす必要がありますが、その中に接道義務と呼ばれるものがあります。接道義務とは建築基準法に定める幅員4m以上の道路に、建築物の敷地が2m以上接していなければならないという基準です。都市計画区域と準都市計画区域で必要となる条件ですが、建築予定の土地が2m以上の間口で道路に面していれば確保できる基準となるのです。アパート建築では複数戸の世帯を持つ建物が多いため、通常では間口の広い建物となりますので、接道義務が確保されていない土地は少なくなります。アパート建築だけではなく住宅建築でも必ず必要になりますが、建築基準法上の道路とは公道や私道の区別がないという特徴があります。つまり私道でも道路となりますので、公道に面していなくても建築することが可能です。新しい分譲住宅地ではそのままでは接道義務を満たさない場合がありますが、道路のために私道として道路の位置を指定してもらうことになります。これにより接道義務を満たすことが可能ですので新築することが可能なのです。アパート建築では、学生向けの場合と一般向けの場合では建築場所を選ぶ必要があります。一般用では駐車場を確保することが求められるため、間口に関しては接道義務を果たしやすいと言えます。接道義務と並びアパート建築に関わる道路に関する基準にはセットバックがあります。壁面後退と呼ばれていますが、古い町並みの区画を整理するために新築時には一定の幅員で道路が確保できるように壁面の後退を行う必要があります。道路中心線から2m以内の範囲には建物や工作物を設置することができませんので、道路中心線から2mの範囲は道路として使用されることになります。接道義務と壁面後退は、消防車や救急車などの緊急車両が円滑に走行できる環境と、活動を行うために必要なスペースを確保することが目的なのです。ですから、建築物の新築時には必ず守らなければいけない基準なのです。

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